「サウナは好きだけど、水風呂には入れない」
そんな人は、意外と多いのではないでしょうか。
実は私も、サウナに通い始めた頃は水風呂が大の苦手でした。
サウナから出て水風呂に入る人を見て、
「こんなに冷たい水に、よく入れるな……」
と思っていたくらいです。
それでも今では、サウナの後に水風呂に入るのが当たり前。
サウナ歴20年以上の私が、どうやって水風呂への恐怖を克服したのか、実体験をもとに紹介します。
サウナに通い始めても、しばらく水風呂には入れなかった
サウナに通い始めてしばらくの間、私は水風呂には入っていませんでした。
サウナから出た後は冷水シャワーを浴びていましたが、それだけではカラダが十分にクールダウンした感じがしません。
そのため、サウナに長く入っていると次第にしんどくなってくるし、何度もサウナに入ることもできませんでした。
そんな私とは対照的に、サウナに慣れている人たちは、サウナから出ると水風呂へ。
気持ちよさそうに水風呂に入っている姿を見るたびに、
「いいなぁ」
とうらやましく思う反面、
「でも、こんなに冷たいのは絶対無理……」
とも思っていました。
ところが、サウナに通い続けるうちに、少しずつ考え方が変わってきました。
もし水風呂に入れるようになったら、サウナをもっと楽しめるんじゃないか。
もっと長くサウナに入れるようになるかもしれない。
もっと汗をかけるかもしれない。
もしかしたら、サウナの後のビールも、今以上においしく感じるかも……。
そんなことを考えるようになったんです。
「未知の領域を体感してみたい」
その気持ちが、水風呂への恐怖心を少しずつ上回るようになりました。
そして私は、
水風呂を克服してみよう。
と、水風呂にチャレンジすることにしました。
私が実践した水風呂への入り方
水風呂に入る前提でサウナに入るときは、まずしっかりとカラダを温めることを意識しました。
中途半端に温まった状態で水風呂に入ると、「気持ちいい」よりも「冷たい」という感覚のほうが強くなってしまうと思ったからです。
私の場合は、12分計を1周するくらいを目安にサウナに入った後、水風呂へ向かいました。
もちろん、これはあくまで私の場合の入り方です。
サウナに入る時間は、その日の体調やサウナ室の温度などによっても変わるので、無理をしないことが大切です。
サウナから出たら、まずは足元から水風呂の水に慣らしていきます。
そして、しゃがんで肩から掛け水。
その後、水風呂にある階段を一段ずつゆっくりと下りながら、少しずつカラダを水の中に沈めていきました。
冷たい水にカラダ全体がおおわれると、最初の数秒間は、とにかく冷たい。
「やっぱり冷たい……!」
これが正直な感想でした。
その後、少しずつカラダが水風呂の冷たさに慣れていく感覚があります。
ただ、最初から「気持ちいい!」となったわけではありません。
徐々に冷たさに慣れて、カラダがクールダウンしていく。
でも、まだ「気持ちよさ」よりも「水の冷たさ」のほうが勝っている。
私の場合は、そんな状態でした。
2〜3回のチャレンジで「冷たい」が「気持ちいい」に変わった
そんな水風呂へのチャレンジを2〜3回ほど繰り返していると、少しずつ感覚が変わってきました。
「冷たい」と感じた後に、すぐ「気持ちいい」という感覚がやってくるようになったんです。
さらに何度か入るうちに、
「冷たい」
と感じるのとほぼ同時に、
「気持ちいい」
という感覚が追い越していくようになりました。
今まで「怖い」と感じていた水風呂を、私のカラダや脳が「気持ちいいもの」として認識するようになった。
私自身は、そんなふうに感じています。
水風呂に入ることへの恐怖が、「気持ちいい」という感覚に上書きされたような感じです。
一度その感覚を経験すると、不思議なことに、それまで怖かった水風呂が、今度は「冷たいことも含めて気持ちいいもの」に変わっていきました。
水風呂に入る時間は最初は数秒から
水風呂に入る時間は、最初から長くする必要はないと思います。
私も、最初は数秒から。
まずは水風呂に入ってみる。
そして、慣れてきたら少しずつ入る時間を長くしていく。
そんなふうに、自分のペースでカラダを慣らしていくのがいいと思います。
水風呂に入るために、サウナに無理をして長時間入る必要もありません。
「しっかりカラダを温めてから水風呂に入りたい」と思っていても、体調が悪い日や、いつもよりサウナがつらく感じる日は無理をしないこと。
サウナも水風呂も、あくまで自分の体調と相談しながら楽しむことが大切です。
20年サウナに通っている私でも、特に1回目のサウナはカラダがまだ慣れていない状態なので、
通常よりも少し時間を短くしたりしています。
記事の下にリンクを貼っていますが、つい先日も
こわい経験をしたので、それ以降1回目のサウナは絶対に無理しないようにしています。
水風呂は「我慢大会」ではない
水風呂が苦手だった私が、今ではサウナの後に水風呂に入ることが当たり前になりました。
でも、水風呂に入れるようになることが、サウナのゴールではないと思っています。
水風呂が苦手なら、無理に入らなくてもいい。
冷水シャワーや外気浴など、自分が心地よいと思えるサウナの楽しみ方を見つければいい。
ただ、もし昔の私のように、
「サウナは好き。でも水風呂は怖い」
と思っている方がいるなら。
無理のない範囲で、ほんの少しだけチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
私の場合は、最初はあんなに怖かった水風呂が、今ではサウナの楽しみのひとつになりました。
「冷たい」が「気持ちいい」に変わる瞬間。
それを一度経験すると、サウナの世界が少し広がったように感じるかもしれません。
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